シードルは、地域の食文化やリンゴの品種の多さなどが由来の多様性のあるお酒です。そのため、特定の食材、料理と組み合わせることでより美味しく頂けるということに気づいていない人も少なくありません。
シードルをより美味しく飲んでいただくために役立つヒントをまとめました。
Meat × Cider
シードルには、肉料理の中でも特に豚肉料理が合います。ソテーやソーセージ、生ハムやベーコンなどの他、肉餃子も良いでしょう。シードルの甘みと豚肉の塩気のコントラストが、抜群の美味しさを生み出します。
鶏肉、特にローストチキンや焼き鳥などの料理にもよく合います。但し、ステーキなど牛肉料理とシードルを合わせることは、シードルの風味が弱く感じてしまう可能性があるため、難しいペアリングになります。
Seafood × Cider
シーフードには、甘さ控えめなドライシードルが合わせやすいです。牡蠣やムール貝、エビや蛸などと組み合わせは、特におすすめです。鯛やサーモンは酸味があるカルパッチョにするのもおすすめです。寿司も酢飯の酸味と相まって、辛口シードルと合います。
Vegetable × Cider
シードルは、季節の野菜とよく合います。特に甘いシードルは玉ねぎやハーブのフェンネルなどの秋のロースト野菜と組み合わせると最高です。
Curry × Cider
甘いシードルは、カレー料理に非常によく合います。辛い料理が苦手な方にとっては、辛さを和らげるのにも役立ちます。
Chieese × Cider
シードルはチーズとの相性も良いです。Cider大国のイギリスで生まれたチェダーチーズや、フランスのCidreの産地で有名なノルマンディー生まれのカマンベールチーズなどのクリーミーなチーズともよく合います。甘いシードルはブルーチーズの塩味との相性もよく、ドライなサイダーはヤギや羊のチーズと合うでしょう。
Sweets × Cider
フルーティーなスイーツには、フルーティーな中甘口シードルが、アイスクリームやチョコレートなど濃厚なスイーツには、濃厚なアイスシードルが合います。